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【レビュー】スキップとローファー【仲が良いだけじゃない】

今回は、とても爽やかな気持ちになれる高校生マンガを紹介します。

高校生活マンガなのに、なんと青年漫画誌であるアフタヌーンで絶賛連載中です。

あらすじ

進学校への入学のため、石川県から上京してきた女の子と周りの人たちが人間的に成長していくハイスクールコメディ。

※ちなみに公式の小見出しでは「ときどき不協和音スレスレのスクールライフ・コメディ!」となってます。(まさかの不協和音!!)

このマンガをおすすめな人

熱い友情が読みたい人

登場人物の心理描写が丁寧に描かれているマンガが読みたい人

群像劇が読みたい人

自分自身にコンプレックスがある人

レビュー ※ちょっとネタバレあり。

現在(2024年10月24日)10巻まで発売されており、2024年12月に11巻が発売予定です。

表紙の通り、女子高生(みつみ)&男子高生(しまくん)をメインとしたストーリが展開していきます。

主人公のみつみは優秀でとても自己肯定感が高く、地元の石川県では家族や友人たちに愛されて育ちました。一方のしまくんはとても見目麗しく背が高くとにかくモテまくります。この二人が、初登校日である入学式前に学外で出会うことから物語は始まります。

物語の進み方自体は全体として緩やかですが、それは2人の交流だけでなく周囲の人間たちの親子関係や人間関係がとても丁寧に大切に描かれているからです。そこがじれったいといえばじれったい。けどきっと、最終回を迎えてから読み返すと全てがとても愛おしく感じるかもしれない、と思ったりもします。(まぁまだ最終回を迎える様子は微塵もありませんが。)

色々と強くおすすめしたいストーリーはありますが、必見は自分の外見にコンプレックスをもった女子と外見が見目麗しい女子の友情です(但し、5巻)。いつ見ても何回見ても泣ける。私もこんな友達欲しかったぁ!

まとめ

 確かに人間というものは、いつもきれいな気持ちばかりではいられないし、悪意にさらされるとひどく落ち込んでしまったりします。さらに親子関係がうまく行ってない場合には、もうなんていうか本人も無意識に自分の嫌な部分が人との交流で出てしまうこともあります。。

そういった心の闇やコンプレックスは誰にだってあります。ただ、それも含めて自分なんだと。そんな自分を受け入れてくれる人はどこかに必ずいるんだと思えるマンガです。

いやぁこのマンガに出会えてよかった!続きも楽しみだなぁ〜!

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